お知らせ 2026年1月栄養士からのひとこと
2026年1月【栄養士からのひとこと】
【コメント】
年始には日本古来の伝統行事が多くあります。
<鏡開き>
鏡開きは、お正月に新年の神様(年神様)にお供えしていた鏡もちを木槌で割って食べる行事です。鏡餅は年神様のよりしろとしての役割を持つと考えられています。
年神様を家にお迎えし、年神様の力が宿った鏡餅を食べることで家族の健康長寿や繁栄を願う意味が込められています。
<おせち>
おせちは「御節供」に由来し神様にお供えする料理です。お供えした後は、一家そろっておせち料理を食べ、新しい年の家族の家内安全や無病息災を願います。
●●●おせちに込められた願い●●●
・黒豆 マメに働けるようにと無病息災を願う
・栗きんとん 黄金色で財産が貯まるように。金運向上を願う
・だて巻き 巻き物に似たことから学問や教養の向上を願う
・紅白なます 水引にみえることからおめでたいもの
・紅白かまぼこ 紅白でお祝いの色
・数の子 卵の数が多いことから子孫繁栄を願う
・エビ 腰が曲がるまで長生きでいられるように長寿を願う
・田作り 肥料として使った小魚から五穀豊作を願う
<七草粥>
春の七草は早春に芽吹くため縁起がいいとされ、そこから生命力を取り入れることで無病息災を願うため七草粥を食べる習慣ができました。
また、七草には消化を助ける働きがあり栄養価も高く、お正月のごちそうで疲れた胃を休めるのにもぴったりです。
